どんな症状が現れるのでしょうか 3
[病気に対する正しい知識] 古江増隆 九州大学大学院皮膚科学教授
2016年10月06日 [木]
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かく前にかゆみの原因を考えてみましょう
かゆみをがまんすることはたいへんですが、どのようなときにかゆみが強くなるか、原因に心当たりがあれば、かくのをやめて様子をみましょう。かゆみが増すのは、おもに次のようなときです。
- 皮膚の炎症が強くなっているとき
- 細菌などに感染したとき
- お風呂(ふろ)に入ったとき(服を脱ぐときの刺激・お湯の温度)
- 暑いとき
- 運動して汗をかいたとき
- 日焼けをしたとき
- 寝る前、ふとんに入ったとき
- 刺激物やアルコール、コーヒーなどをとったとき
- ストレスを感じたとき
かゆみが止まらないときは、こちらの対策を参考にして、かかないようにすることがたいせつです。
(正しい治療がわかる本 アトピー性皮膚炎 平成20年10月30日初版発行)
古江増隆 九州大学大学院皮膚科学教授
1980年東京大学医学部卒業、同年東京大学医学部附属病院皮膚科学教室入局。
85年同病院皮膚科医局長。
86年、アメリカのNational Institutes of Healthの皮膚科部門に留学、88年東京大学医学部附属病院皮膚科復職。
同年東京大学皮膚科学教室講師、病棟医長。
92年山梨医科大学皮膚科学教室助教授、95年東京大学医学部皮膚科助教授。
97年九州大学医学部皮膚科教授、2002~04年九州大学医学部附属病院副院長兼任。
08年より九州大学病院油症ダイオキシン研究診療センターセンター長兼任。
02~04年厚生労働省研究班「アトピー性皮膚炎の既存治療法のEBMによる評価と有用な治療法の普及」主任研究者、05~08年同「アトピー性皮膚炎の症状の制御および治療法の普及に関する研究」主任研究者。
85年同病院皮膚科医局長。
86年、アメリカのNational Institutes of Healthの皮膚科部門に留学、88年東京大学医学部附属病院皮膚科復職。
同年東京大学皮膚科学教室講師、病棟医長。
92年山梨医科大学皮膚科学教室助教授、95年東京大学医学部皮膚科助教授。
97年九州大学医学部皮膚科教授、2002~04年九州大学医学部附属病院副院長兼任。
08年より九州大学病院油症ダイオキシン研究診療センターセンター長兼任。
02~04年厚生労働省研究班「アトピー性皮膚炎の既存治療法のEBMによる評価と有用な治療法の普及」主任研究者、05~08年同「アトピー性皮膚炎の症状の制御および治療法の普及に関する研究」主任研究者。