アトピーが良くなった時の目印
[清水良輔先生の診察日記] 清水良輔先生
2013年11月01日 [金]
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皮ふ科しみずクリニック院長、清水良輔です。
大人のアトピーが良くなるといくつかの目印があることを診療経験を通じて知っています。
【症状編】
- 湿疹の症状は良くなっても、かゆみが後まで続くため掻き傷が目立ちます。
- 体の端(頭、手、足)に移動して症状の範囲が狭くなります。
- 蕁麻疹が合併するようになったりにきびが出現してきたりします。
- さらに良くなると発汗が増えてきます。
- 蚊に咬まれるようになるとかなり良くなっている方が多いです。
【生活編】
- 仕事に打ち込めるようになる。
- 何かにチャレンジしたくなる。
- お化粧しやすくなる。
- 眠りが深くなる。
- 恋人や友人などと約束しやすくなる。
など、個人差はありますが小さな変化はいっぱい起こると思います。
引いてはご家族や友人にも変化が起こると思います。
そこで一つ提案です、モチベーションが上がることがあればアトピーの症状を自分なりに点数化してみて、自分自身の目印を考えてみるとよいですよ。
例えばアトピーを人生から追い出したら100点、過去最悪を0点として現在40点とするならば、60点になったら温泉にいける。70点になったらビキニを着て海水浴にいける。90点になったら薬と病院から解放、家族も大喜び。といった風にです。
あなたにとって100点になった時の目印はなんですか?
清水良輔先生
皮ふ科しみずクリニック院長(皮膚科専門医) 1953年、神戸市生まれ。
白衣を着ない出で立ちと、髭・長髪がトレードマーク。
兵庫県神戸市にて、皮膚アレルギー疾患を専門とし長年診療を続け、これまで診てきたアトピー性皮膚炎の患者数は3万人以上。
約15年、国内の皮膚科としては唯一、心身医学的な観点からアトピー性皮膚炎を診療し、数多くの患者さんを精力的に治療している。
趣味:料理、旅行、スキー、サッカー観戦、競馬、南の島で心理本を読むこと
好きなこと:食べること
座右の銘:次善の策
1983年神戸大学医学部皮膚科 助手・医局長
1994年神戸労災病院皮膚科 部長
2001年神戸大学医学部臨床助教授兼任
2002年神戸市灘にて開業(皮ふ科しみずクリニック) 現在に至る
白衣を着ない出で立ちと、髭・長髪がトレードマーク。
兵庫県神戸市にて、皮膚アレルギー疾患を専門とし長年診療を続け、これまで診てきたアトピー性皮膚炎の患者数は3万人以上。
約15年、国内の皮膚科としては唯一、心身医学的な観点からアトピー性皮膚炎を診療し、数多くの患者さんを精力的に治療している。
趣味:料理、旅行、スキー、サッカー観戦、競馬、南の島で心理本を読むこと
好きなこと:食べること
座右の銘:次善の策
略歴
1978年帝京大学医学部卒業1983年神戸大学医学部皮膚科 助手・医局長
1994年神戸労災病院皮膚科 部長
2001年神戸大学医学部臨床助教授兼任
2002年神戸市灘にて開業(皮ふ科しみずクリニック) 現在に至る