アトピーが辛かったときにココロの支えになってくれたもの

[アトピー・ノート] 劒持真央

2013年12月04日 [水]

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本当に辛いときって、正直、どうしようもなかったです。自分を奮い立たせることなんてできないし…
かゆさに疲れ、精神的にも疲れ、横になっているだけの日々が続きました。そんなとき、私のココロに寄り添ってくれた一冊の本がありました。それが「ワタシきれい天然生活」です。この本は著書のサハラ文子さんが、大人になってからのアトピー克服をご自身の体験を通して、ひと手間を惜しまない毎日を綴ったエッセイ集として優しくほんわかお伝えしてくれています。
当時、アトピー体験者の方の克服記をいくつか手に取りましたが、この本はとても身近で“あ!私にもできる!”って希望をもたらせてくれた一冊でした。今、私はアトピーを卒業したので、この本は思い出とともに重度アトピーと向き合っている友人にプレゼントしました。アトピーの時期は、ココロの支えになってくれる何かがあるととても助かります。
疲れ果てたココロを癒すために『穂高養生園』にもよく行きました。一人で苦しむと辛いです。社会に出ると、アトピーに対する見方は本当に人それぞれでした。
心もとない言葉で傷つくことも多々ありました。そんな世間の風に負けないで。そのためにはココロの支えになってくれる何か、頼れる誰かを自分自身で見つけることが最も大切だと思っています。でも、私の経験では、特に家族には逆に辛く当ってしまって、その時はお互いに辛く、効果的ではありませんでした。私の場合は、家族に辛く当たってしまい、家族も私も辛い思いをしてきました。人によるとは思うのですが、家族を頼るという意味ではあまり効果的ではなかったため、この本が本当に私のココロの拠り所であり大きな支えだったのです。
決して一人ではありませんよ。一冊の本や場所も家族もあなたの強い味方です。

劒持真央

オフィスラナンキュラス代表・劒持奈央(ケンモツナオ)
15歳でレイプに遭い、そのストレスから摂食障害とアトピー性皮膚炎を繰り返す。
「女性としての輝きを取り戻したい!」という一心から、自らの“性”と正面から向き合うことを決意。
生活に自然食やヨガ、呼吸法、瞑想、ファスティング(酵素断食)などを取り入れることで、ココロとカラダのアンバランスを克服。
その経験を活かし、現在は「女性の“性”を輝かせる」という視点で、イベント・セミナー・執筆活動・セクシャリティ解放の個人セッションなどを通して、ココロとカラダと食にまつわる大切な事を伝える活動を行っている。
オフィス ラナンキュラスHP:http://www.office-ranunculus.com/
剱持奈央オフィシャルブログ:http://ameblo.jp/re-born68/

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