1か所のかゆみが全身にひろがって
[アトピー・ノート] 石川麻由
2013年12月06日 [金]
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こんにちは。わたしはつい3か月前まで全身がかゆくて、安眠できず、入浴後のワセリンを塗終えるのに1時間もかかっていました。
それが今は全くかゆくない生活を送ることができてています。それはなぜか?同じような状況の方がいらっしゃるかもしれませんので、私の経験についてお話しさせていただきます。
3年前の秋口から、左太ももの1か所がかゆくなり、3cm×5cmの楕円型の湿疹ができ、しつこくかゆくなりだしました。乾燥肌?程度に思っていたためあまり気に留めずに、時間がが経てばかゆみも治まると思っていました。ところが年が明け春になる頃も毎日かゆく、夏になっても左の前太もものかゆみは治まりません。
さすがに乾燥肌が原因ではないのではないかと思い始めている中、かゆい個所が左の前太ももの3cm×5cmの楕円型よりも大きくなり…。寝られないほどのかゆさではありませんが、保湿剤では治まらないため市販の薬(非ステロイド)を塗りますが、それでもかゆみは治まりません。
そして2度目の冬になり、かゆい個所が左右太もも全面、裏面一部に広がり、日によって程度が違いますが、夜も寝られない程のかゆみになっていきました。
夏になると、かゆい範囲が左の太もも全体に広がるようになってしまいました。
そしてかゆみが左右下肢、左右腕に広がり、さらに背中、臀部など体の中心部にかゆみが着実に浸食していきました。とうとう顔の頬に2mmくらいのかゆくない湿疹を4つほど確認することになり、私の病院での治療が始まりました。
大学病院で処方された、抗アレルギー薬(服用剤)とステロイド軟こう2種を使用することになりました。
カラダ用にアンテベート、顔用にロコイドクリーム、そして抗ヒスタミン薬「ザイザル」。
ステロイドには少なからず不安もありましたが、この症状であればステロイドでないと治らないとのことで、薬による治療が始まりました。
次回は「なぜかますます悪化する日々」というタイトルで続きを書きたいと思います。
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石川麻由
皮膚疾患で入院経験あり。好酸球性膿疱性毛包炎での治療継続中。最近は眠れない程の全身のかゆみから解放された日々を送っています。乳、油、脂肪等を摂取すると下痢、皮膚悪化をおこすことから、食事を中心に生活習慣に気を配る毎日。食物アレルギーの方のためのスマートフォンアプリ「アレルギーチェッカー」を運営しています。株式会社ウィルモア代表取締役。