赤み・湿疹の記事一覧
治療に使用する2種類の外用薬 4
「環境」という言葉について、勘違いされやすいのでひとことつけ加えておきましょう。患者さんに「環境を改善するように」と指導すると、一生懸命に掃除機をかけて徹底的にダニを除去したり、…
治療に使用する2種類の外用薬 3
アトピー性皮膚炎では、かゆみを抑える目的で抗ヒスタミン薬や抗アレルギー薬などの飲み薬を補助的に使用します。保湿とステロイド外用薬の治療をしたうえで薬を服用すると、服用していない人…
治療に使用する2種類の外用薬 2
タクロリムス外用薬は、炎症を抑える効果が期待されている薬です。アトピー性皮膚炎では、おもに顔や首など、吸収率がよくステロイド外用薬が長く使用できない部位に塗ります。ステロイドホル…
治療に使用する2種類の外用薬 1
アトピー性皮膚炎では、患部にステロイド外用薬やタクロリムス外用薬を塗って治療します。この2つの外用薬は症状の改善に有効ですが、患者さんによっては使っても十分な効果がみられないことが…
保湿が治療の基本です 2
アトピー性皮膚炎の治療でなによりたいせつなことは、皮膚のバリア機能をこれ以上、低下させないことです。皮膚を少しでもよい状態に保つことができれば、汗やホコリといった外からの刺激をは…
保湿が治療の基本です 1
アトピー性皮膚炎は、体質的に皮膚のバリア機能・生理機能が低い人が、汗やホコリといった刺激を受けたとき、皮膚に炎症がおこる病気です。どういうわけか、皮膚のバリア機能・生理機能が低い…
重症度の変化に注意し、治療を進めます 5
アトピー性皮膚炎の多くは、その人が生まれつきもっている体質がたしかにかかわっています。病気を完全に治すには、体質そのものを変えなければいけません。しかし、残念ながら今の医療では、…
重症度の変化に注意し、治療を進めます 4
アトピー性皮膚炎は診断のときに重症度を判定して、それをもとに治療方針を決めていきます。しかし、実際の患者さんの症状は、ずっと同じというわけではありません。重症度は変化するものです。
重症度の変化に注意し、治療を進めます 3
最重症や重症のなかには、「アトピー性皮膚炎の状態が本当に悪い人」と「適切な治療を行わなかったために、病気をこじらせて悪化させてしまった人」がいます。
重症度の変化に注意し、治療を進めます 2
重症度は、「皮疹の状態」「炎症の程度」「患部の広さ」によって決まります。分類は、もっとも重症の状態が最重症で、重症、中等症、軽症の順に軽くなっていきます。