心が癒される食べ方 2

[アトピー・ノート] 須永晃子

2013年12月13日 [金]

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食事で自然の生命力を取り入れましょう

アトピーの原因には、環境やストレスなど様々な要因があげられますが、食事を通して摂取する化学物質がもたらす影響も指摘されることがあります。
食の安全が求められる中、有機栽培農産物が注目されています。
有機栽培では、化学物質に頼らず、自然を生かした農法によって作物を育てます。
化学合成肥料を使用しないので、土壌微生物の働きによって肥沃な土壌が保たれます。
化学合成農薬を使用しないので、農場周辺の生態系のバランスを崩さずに栽培しながら自然環境の維持促進ができます。
通常の農法で使用される化学物質の残留による化学物質過敏症が心配されますが、化学合成農薬や化学合成肥料を使用しない有機栽培では、人体への悪影響が懸念される化学物質を生産段階において使用しません。
健康な土壌、豊かな自然環境の中で成長した作物は、生命力にあふれ、本来のうまみがあります。
普段の生活の中で、有機栽培など自然な栽培方法の農産物を選んでみたり、化学調味料を使わずに食材の素材そのものの味を味わったり、添加物の多い加工品の代わりに手づくりのお惣菜を買う等、できるだけ化学物質に頼らず自然の生命力たっぷりの食事を摂ることを大切にしてみませんか。

須永晃子

米国代替医療協会認定ホリスティック・ヘルス・カウンセラー
ヒーリング・フード・コンサルタント。津田塾大学英文学科卒業。東京大学大学院農学生命科学研究科農学国際専攻環境経済学研究室にて「有機農業」を研究。農学修士。”心身のホリスティックな健康を保つ”「ヒーリング・フード」をコンセプトに、講演やセミナー・イベントを開催。食生活とライフスタイルのアドバイスを中心としながら心身の健康改善に導く<ホリスティック・ヘルス・カウンセリング>を行う。著書『心を癒すたべもの ヒーリング・フード』、『リアル・オーガニック・ライフ』等。

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