植物オイルにプラスアルファで、より美しい肌に!

[アトピー・ノート] 松峰啓真

2013年12月10日 [火]

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前回は、全身のケアに扱いやすい植物オイルをご紹介しましたが、そこに少量加えることで、より健康で美しい肌に導く機能性植物オイルをご紹介します。
機能性植物オイルは、スキンケアの植物オイルに10%程度配合して使うことで、肌の老化や炎症を抑える働きが期待できるという優れものです。植物オイルに慣れてきたら、試してみましょう!

機能性が期待できるオイル

そのままでは使いにくく、また価格も高いオイルですが、ベースの植物オイルに少量を混ぜて使うことで、炎症、老化、乾燥に対する働きが高まります。いずれも前回ご紹介した植物オイルに10%程度の割合で加えて使いましょう。

アボカドオイル

ビタミンEを含み、粘性が高いのが特徴です。美容効果が高く、シワやたるみなどが気になる老化した肌、乾燥肌に勧められます。比較的酸化しにくいので、扱いやすいでしょう。

ローズヒップオイル

バラの種子から採れるオイルです。肌トラブルやアンチエイジングに役立つ脂肪酸やビタミンを含むので、美容オイルに良く使われます。
※酸化しやすいので、開封後は2~3ヶ月で使いきることが勧められます。

イブニングプリムローズオイル

抗炎症作用や、皮膚の再生を促す働きがあるとされています。アトピー肌や乾燥肌のケアに役立ちます。特徴的なにおいと、酸化しやすいという点から、上級者向けかもしれませんが、乾燥が気になる方にはお勧めです。


松峰啓真

ファルマボタニカ株式会社 研究開発部 品質管理室 室長
薬剤師。東京理科大学卒。2年間の米国留学を経て、アレルギー専門クリニックの処方箋取り扱い薬局で薬剤師として勤務。2008年より現職に就任。アレルギー対応スキンケア製品の輸入販売、自社開発製品の品質管理・製品開発に携わる。2010年にオーガニック植物を使用した精油とスキンケアのブランド「Organique」の立ち上げに参画し、現在はアサイーオイルをはじめとする高機能オイルの研究に注力している。マスターズ水泳でも活躍中。

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