汗とかゆみ対策に。洗顔のちょっとしたアイデアをご紹介!!

[アトピー・ノート] 松峰啓真

2013年12月10日 [火]

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来年の夏も暑い夏になりそうですが、肌への対策は万全ですか?空気が乾燥する冬もそうですが、実は夏も、肌には厄介な季節なんです。かゆみを引き起こす汗がなるべく出ないように、ついつい冷房が効いた部屋で過ごしてしまいがちですが、実はこれも肌トラブルを招く一因。

冷房で肌が乾燥しすぎてしまうことはもちろんですが、冷えた状態から急に外気に当たると、暑さで自律神経の調節がうまくできず、具合が悪くなってしまうこともあります。

そこで本日は、外出時の必須アイテムと保湿の方法についてご紹介します。暑さにうまく対処して、夏を上手に乗り切りましょう!

外出時の必須アイテム

水道(流水)、ハンドタオル、保湿製品(手持ちの乳液、クリーム、オイルなど)

メークや汗、ほこりやチリなど、肌に刺激となる要因はたくさんありますが、まずは肌に付着した汗や汚れを取り除いてあげれば、第一段階はクリア!

一番手っ取り早いのは、とりあえず「洗い流すこと」。メークしているからできない…と思うかもしれませんが、ちょっとくらいなら大丈夫。メークも思ったより落ちないし、メーク直しとしても活用できるんです。

まず、流水を手にすくい、軽くパシャパシャと顔に付けます。手を丸めて手のひらに水を溜め、その中にそっと顔をつけるような感じで。5~6回でOK。10回も行えば、かなりすっきりしますよ。

次に、やわらかいタオルで、顔を押さえるようにして水気を取り除きます。タオルに水を吸収させる感じで。刺激になるので、肌をこするようにふき取ってはだめですよ。

保湿

汗をかくからといっても、洗い流した後の保湿は欠かせません。

普段から使っている乳液、クリーム、オイル、何でも良いので、ほんの少量(米粒から真珠粒程度)を手のひらに取り、両方の手のひらに伸ばします。そして、両手で顔を包み込むようにやさしく押さえ、肌になじませましょう。

これで、かゆみの原因となる汗や汚れを取り除き、さらに水分と油分を補うこともできます。メークしている方は、この後、おしろいやパウダーファンデなどで整えてあげてくださいね。

 

 

松峰啓真

ファルマボタニカ株式会社 研究開発部 品質管理室 室長
薬剤師。東京理科大学卒。2年間の米国留学を経て、アレルギー専門クリニックの処方箋取り扱い薬局で薬剤師として勤務。2008年より現職に就任。アレルギー対応スキンケア製品の輸入販売、自社開発製品の品質管理・製品開発に携わる。2010年にオーガニック植物を使用した精油とスキンケアのブランド「Organique」の立ち上げに参画し、現在はアサイーオイルをはじめとする高機能オイルの研究に注力している。マスターズ水泳でも活躍中。

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