アトピーは治せる!? 後編

[アトピー・ノート] 松崎みさ

2013年12月06日 [金]

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お医者様には「子供がこんなに苦しんでいるのに、何もしてあげないのか?」と言われましたが、私はお薬を使わない決断をしました。
私がしたことは4つです。

  1. 母乳をやめる
  2. 掻き毟らないように、手足をカバーする
  3. 市販のクリームやオイルをやめ、自分で軟膏やクリームを作って塗る
  4. 「雪塩」水スプレーする

この時点では、肌の表面からだけのアプローチしかしていません。

3の市販のベビーオイルやローションには添加物や鉱物油が使われているので、シアバターや蜜蝋やラノリン(羊の脂)を溶かし、そこに鎮静効果のあるエッセンスなどを入れて軟膏を作りました。
4は、宮古島に行く機会があり娘を海にいれたところ、30分もしないうちに肌がきれいになったことがきっかけで使い始めました。川がなく汚水が海に流れない宮古島の海水は沖縄のどの島の水よりもきれいなのだそうです。その海水で作る「雪塩」は、ミネラルの含有量も高く、ギネスにも載っています。私にとっては、救世主のお塩でした。雪塩と精製水を混ぜた水を肌にスプレーし潤った肌の上から手作り軟膏を塗る。この繰り返しを続けました。ちょっと気を抜くと、肌が乾燥してかゆくなり掻いてしまうので、改善と悪化を繰り返す気の抜けない毎日でした。
おかげざまでこの方法でアトピー症状は落ち着きましたが、もしあのとき酵素栄養学を知っていたら、また少し違った対策をしていたと思います。例えば、1の母乳をやめたこと、母乳は母から子供に酵素と免疫力を受け継ぐための大切な手段です。今となっては、やめてしまったことを後悔しています。今考えれば、もっと早く治っていたかもしれません。
アトピーの良くなり方は人それぞれだと思いますが、過去の私のように子供のアトピーで悩んでいるママたちに少しでも参考にしてもらえると嬉しいです。

松崎みさ

(社)日本ナチュラルビューティスト協会理事長
酵素栄養学指導師
1970年生まれ。獨協大学卒
幼少期を南アフリカ共和国で過ごす。
学生時代世界40か国以上を旅した経験をもとに26歳で中古車輸出会社(株)アガスタを起業する。2004年、同社を東証マザーズに上場させる。
娘が生後半年でアトピーと診断され、ステロイドに頼らない治療法を選び、試行錯誤ののち、酵素栄養学と出会う。
自身の体験をきっかけに、病気予防のための食べ方に興味を持つようになり、「ナチュラルダイエット」という食べ方理論を提案。
「ナチュラルダイエット」を世の中に伝えるべく、2010年(社)日本ナチュラルビューティスト協会を設立、東京港区に本部校Blooming Lotus STUDIOを開設させ、2012年「ナチュラルダイエットマイスター」資格コースをスタートさせる。
学んだ知識を生かせるライセンス講師制度も作り、女性の活躍を支援している。
その他、途上国の飢餓と先進国のメタボ解決に同時に取り組む組織Table For Twoの評議員なども務めている。

<その他の活動>
YGL(ヤング・グローバル・リーダー)2005年選出
ウーマン・オブ・ザ・イヤー2005 受賞
Beyond Tomorrow 理事
Table For Two 評議員
<著書>
2013.03(出版予定)「超カンタン!体型別・体質改善酵素ダイエットプログラム」(ディスカバー21)
2012.12「キレイをつくる酵素レシピ」(永岡書店)
2011.12『「酵素」で免疫力を上げる』(永岡書店)

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