アトピーと向き合うための最初の一歩

[アトピー・ノート] 劒持真央

2013年12月04日 [水]

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アトピーになると絶対に避けて通れないのがかゆいかゆい地獄です。これは体験者でないとなかなかわからないコトかもしれません。そして掻いた後には、地獄のような痛みを伴います。果たして、本当に良くなるの???毎日が不安との闘いでした。そんなとき、私は何が原因なのかを知りたくて、最初はアレルギー探しのために食べた物を記入するようになりました。何を食べたときにかゆくなるか…といったように。そうこうしているうちに、掻いてしまったときの状況もついでに書き足すようになったんです。これが、意外にもたくさんの発見がありました。
いつ、どこで、どんなときに掻いたかといったようにです。私の行動パターンの一つとして、家で電話をしているときに、いつも無意識で掻いていることがわかったんですね。そのことがわかってから、電話をするときに意識するようになったんです。そうすると掻かなくても大丈夫なことがわかり、そのパターンからは抜け出すことができたんです。かゆいときは仕方ないけれど、クセのように無意識に掻いてしまうのは、とてももったいないですよね。その分多く傷つけているわけですから。
次にそのときはどんな感情だったのかも書き足すようにしました。ちょっと嫌なことがあると、すぐに「掻くこと」で逃げてしまう自分がいることに気づくことができました。こんな風に自分の行動パターンを知るとむやみやたらと掻く回数が減っていきました。感情をノートにぶつけるのもありです。身体や髪を洗うのと同じように、ココロのお洗濯も毎日してあげなきゃ!
かゆくてココロが参っているときは素直にその気持ちをアウトプットしてみて下さいね。ココロの浄化になりますよ。

劒持真央

オフィスラナンキュラス代表・劒持奈央(ケンモツナオ)
15歳でレイプに遭い、そのストレスから摂食障害とアトピー性皮膚炎を繰り返す。
「女性としての輝きを取り戻したい!」という一心から、自らの“性”と正面から向き合うことを決意。
生活に自然食やヨガ、呼吸法、瞑想、ファスティング(酵素断食)などを取り入れることで、ココロとカラダのアンバランスを克服。
その経験を活かし、現在は「女性の“性”を輝かせる」という視点で、イベント・セミナー・執筆活動・セクシャリティ解放の個人セッションなどを通して、ココロとカラダと食にまつわる大切な事を伝える活動を行っている。
オフィス ラナンキュラスHP:http://www.office-ranunculus.com/
剱持奈央オフィシャルブログ:http://ameblo.jp/re-born68/

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