秋になったらほっぺがガサガサ
[アトピー・ノート] 赤城智美
2014年9月12日 [金]
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いつもより暑い夏が過ぎてようやく涼しくなったとほっとするのもつかの間、鏡を見るとほっぺがカサカサ…。なんてことになっていませんか。
サラダパスタ、冷やし中華、ライスサラダ、そうめんなど、暑くて食欲がないときにとりあえず喉を通ってくれそうなメニューは、ありがたいですよね。
でも、こればかりを続けていると、秋口に野菜不足やカロリー不足のつけが回ってきて、ほっぺや目頭、唇のわきあたりがカサカサぽろぽろ、場合によってはしわしわで元気のない肌になってしまうこともあります。
使い慣れた化粧水や乳液でも何となく沁みてひりひりするときは、無理してそういったものは使わず、手荒れケアに使っているような保湿作用のあるものを使ったほうがいいかもしれません。
自分の肌と相談しながら、秋のケアをしましょうね。
さらに、外側からのケアだけでなく、おなかの中からも、煮物野菜、野菜たっぷりスープ、シチュー、お鍋など、ビタミンとカロリーを補ってくれるものをせっせと食べましょう。
「カロリー」というと「太る」とイメージする人が多いと思いますが、「カロリー」は身体の元気をたきつけてくれるものなので、温かく煮込んである肉や魚、穀類などをしっかり食べることも大事なんですよ。
赤城智美
NPO法人 アトピッ子 地球の子ネットワーク専務理事/事務局長。アトピー・アレルギー性疾患の患者とその家族、子どもや女性の暮らしを支援することをとおして、人と自然が共生し多様な価値を認めあい、誰もが共に生きることができる社会の実現をめざして活動する、発足18年目のNPO法人。電話相談、調査研究、イベント企画立案と実施、講師派遣、執筆、電話相談窓口開設や開設後のサポート、他商品開発や表示についてのアドバイスも行っている。 Webサイト「食物アレルギー危機管理情報(FAICM)」運用中