心が癒される食べもの 5

[アトピー・ノート] 須永晃子

2014年5月14日 [水]

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人参は元気と美肌の素

健康と美容にオススメの食材の中でも、今回は「人参」に注目してみましょう。
私達にとてもなじみの深い根菜ですが、とてもパワフルなヒーリング・フードです。
皮膚や粘膜を丈夫にし、眼精疲労の回復や弱った胃腸の機能を高めることも注目されています。
胃腸の機能が弱っていると、せっかくいい食材を食べても栄養が十分に吸収されず、目まで栄養が行かなくなって、かすみや充血という症状を引き起こしてしまうこともあります。
パソコンや携帯で目が疲れやすい現代の私たちにとっては、是非とりいれたい食材ですよね。
人参のオレンジ色はカロテンと呼ばれ、体内でビタミンAになります。
油と一緒に調理することでカロテンの吸収率がアップしますので、きんぴらごぼうやその他の野菜との炒め物はオススメです。
もちろん、煮物、スープ、サラダ、ジュースなど、さまざまな方法で料理に使えますので、健康と美容のために意識してとりいれてみてくださいね。
だんだん寒さが増して、アトピーの方も空気の乾燥が気になる季節。
次回は、お肌の乾燥を防いで潤いを保つための食事のお話をします。

須永晃子

米国代替医療協会認定ホリスティック・ヘルス・カウンセラー
ヒーリング・フード・コンサルタント。津田塾大学英文学科卒業。東京大学大学院農学生命科学研究科農学国際専攻環境経済学研究室にて「有機農業」を研究。農学修士。”心身のホリスティックな健康を保つ”「ヒーリング・フード」をコンセプトに、講演やセミナー・イベントを開催。食生活とライフスタイルのアドバイスを中心としながら心身の健康改善に導く<ホリスティック・ヘルス・カウンセリング>を行う。著書『心を癒すたべもの ヒーリング・フード』、『リアル・オーガニック・ライフ』等。

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