アトピー改善の近道とは!? 前編

[アトピー・ノート] 横井謙太郎

2014年4月18日 [金]

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セルフモニタリング

アトピーを改善させるために大切なことが3つあります。
あくまでも私の経験に基づいた話であることをご了承ください。

  1. セルフモニタリング(観察)
  2. レコーディング(記録)
  3. コーピング(対処)


です。セルフモニタリングは、自分がいつどんなタイミングで、どんな状態で掻いているのかを観察することです。
例えば私の場合、家に1人でいるときに掻いていることが多かったです。
各玄関を開けて、靴を脱ぎ、廊下を通って、寝室の椅子に座り、テレビをつけてから、足を組み、右足から右手で掻き、左足に移り、首と顔をこするといったことを無意識にやっていました。
ただ家にいるときというだけではなく、上記のようにできるだけ細かく自分を知ることが大切です。
因みに、アトピーの方1000人にアンケート調査をしたことがあるのですが、「実はかゆみを感じていないのに、無意識に幹部を掻いていることはありますか?」という質問に対し91%の方がYESと答えました。この無意識に掻いている頻度を少しずつ減らしていくイメージです。
無意識を意識化していくことで掻く頻度を減らすことができます。
レコーディングとコーピングについては、次回お伝えしたいと思います。
私も含め、みなさんのアトピーが良くなりますように。

横井謙太郎

NPO法人アトピーを良くしたい代表
生まれつきアトピー性皮膚炎があり、重度の症状に苦しんだ時期もあったが、現在は軽度まで改善。様々な治療を試し、今度は自分が支えになりたい「100人のアトピーの人がいたら、100通りの良くなり方がある」との想いからNPO法人を設立。アトピーサロンの定期的な開催、アトピーの人たちの夢を叶える「ドリームウィッシュプロジェクト」をはじめ、最近はメンタル面のサポートとしてカウンセリング事業にも注力。
NPO法人アトピーを良くしたい(http://atopyrecording.org/)

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