心が癒される食べ方 1

[アトピー・ノート] 須永晃子

2013年12月24日 [火]

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食事は感謝していただきましょう

食事をいただく際、もっとも大切なのは「感謝の心」です。忙しい日々の中、「いただきます」「ごちそうさま」も言わずに、とりあえずお腹を満たすような食事をしていませんか?
頭で理解していても、行動するのは難しく思うかもしれませんが、感謝の習慣を持つのと持たないのとでは健康効果にとって差があるんですよ。
感謝している時、心はリラックスし、体内の臓器は食事で摂ったものを消化するモードになります。
ところが、仕事に追われていたり、テレビや携帯電話を見ながら食べたりなど、食事以外に気を取られている状態や、喧嘩したり、落ち込んでいたり、不満感やネガティブな心の状態のときは、まったく逆です。内臓はうまく働かず、長時間未消化のまま体内に停滞して胃腸に違和感が残り、お腹の不調につながることがあります。
いただく食事が食卓に上るまでの物語を思い浮かべれば、自然に感謝の想いが湧いてくるでしょう。私たちは、食べるという行為を通して、単なる栄養素だけではなく、自然や人間関係の中でさまざまな恩恵を与えられ、支えあって生きている命の連鎖の中で生きています。
「いただきます」と「ごちそうさま」を忘れず、いつも感謝の心で食事をいただきましょう。

須永晃子

米国代替医療協会認定ホリスティック・ヘルス・カウンセラー
ヒーリング・フード・コンサルタント。津田塾大学英文学科卒業。東京大学大学院農学生命科学研究科農学国際専攻環境経済学研究室にて「有機農業」を研究。農学修士。”心身のホリスティックな健康を保つ”「ヒーリング・フード」をコンセプトに、講演やセミナー・イベントを開催。食生活とライフスタイルのアドバイスを中心としながら心身の健康改善に導く<ホリスティック・ヘルス・カウンセリング>を行う。著書『心を癒すたべもの ヒーリング・フード』、『リアル・オーガニック・ライフ』等。

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