アトピー克服日記 後編

[アトピー・ノート] 横井謙太郎

2013年12月06日 [金]

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中編では無意識に掻いているクセを見つけることの重要性に触れました。この後編では実際の対策についてご紹介していきます。
「服を脱ぎ、椅子に座りながら…」のパターンを、「家に帰っても服をすぐには脱がず、リビングのソファに座りテレビを観る」パターンにリズムを変えてみました。それだけで、掻く回数を減らすことができました。いきなり掻かなくなるということはないのですが、回数を少しずつ減らしていくイメージです。別に掻いても良いというゆとりを持つことも重要だと思います。
掻かなければアトピーは改善する、これはほとんどの人がyesと言うでしょう。
アトピー改善のために、何が悪いのかを原因探しをする人がほとんどです。しかし、それよりも、良くするためにはどうしたら良いのかを考える方が、自分のアトピーには効果的でした。とにかくいろんな方法を試してみた結果、気づいたら良くなっていた。そんな感覚です。
何から始めたらいいのだろうという方は、是非、記録をつけ始めてみることをお勧めします。日記をつけるのもいいですし、ブログやmixi(ミクシイ)、Twitter(ツイッター)、Facebook(フェイスブック)でも、方法は何でも良いと思います。
ですが、無理に記録をつける必要はどこにもありません。書きたいと思ったときやモチベーションが高いときにアトピーのことを綴ってみて下さい。多くの発見や気づきが必ずあり、それがアトピー改善に役立つはずです。
みなさんのアトピーが少しでも改善していきますよう心から願っています。

横井謙太郎

NPO法人アトピーを良くしたい代表
生まれつきアトピー性皮膚炎があり、重度の症状に苦しんだ時期もあったが、現在は軽度まで改善。様々な治療を試し、今度は自分が支えになりたい「100人のアトピーの人がいたら、100通りの良くなり方がある」との想いからNPO法人を設立。アトピーサロンの定期的な開催、アトピーの人たちの夢を叶える「ドリームウィッシュプロジェクト」をはじめ、最近はメンタル面のサポートとしてカウンセリング事業にも注力。
NPO法人アトピーを良くしたい(http://atopyrecording.org/)

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