1人のときに掻き続けるクセ 前編

[アトピー・ノート] 長谷川敏子

2014年4月14日 [月]

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周りに人がいるときは掻かないのに、1人でくつろいでいるときに、無意識に掻いていることがあります。帰宅した直後、着替えをするとき、メイクを落としているとき、お風呂から上がった後、眠くなってきたとき…。
結局、掻き始めてしまってから対策を打ってもなかなか効果がありませんでした。どうしようか悩んだ末、部屋のあらゆる場所にアトピー用の塗り薬を置いておくことにしました。
クリームなどを入れる旅行用の小さな容器に塗り薬を小分けにして、玄関や姿見の前、お風呂場、ベッドの横、とにかく自分が掻きそうなスポット全てに配置。掻きそうになったら、掻き始める前に薬を塗るという作戦を思いつきました。これであれば掻く前に対策を打っていることになります。
この作戦が大成功!いつの間にか掻くスポットが減って、4ヶ所だった塗り薬の配置場所を2ヶ所に減らすことができました。今は、この2ヶ所を1ヶ所にするべく、努力中です。
自由なひとり暮らしは楽しいもの。アトピーによるかゆみを自分でコントロールできたら、もっと自由で楽しくなるかもしれませんね。掻く量を減らすための作戦を、ご自分なりに立ててみてはいかがでしょうか。

長谷川敏子

1971年、山形県生まれ。生後間もなくアトピーを発症し、小中高校時代は悪化したが、現在は軽度。琉球大学卒業後、琉球放送報道部ニュース番組のリポーターとなり、多数の現場取材、原稿執筆、ナレーションを担当した。学生時代から15年間沖縄に住んだ後、2006年、東京に移住。現在、フリーランスのライター、話し方講師、司会者として活動中。

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