乾燥肌と精油 後編

[アトピー・ノート] 大工原忍

2014年3月19日 [水]

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今回は、精油を希釈するオイル(キャリアオイル)にもこだわりましょう。
乾燥によいキャリアオイルは、ホホバオイルは酸化しにくく、皮膚の酸性度を改善・調節してくれるので、脂性にも外見を改善してくれ、乾燥肌には活力を与えてくれるといわれています。スイートアーモンド油も、くすんだ肌に輝きを与えてくれ、疲れた肌に元気を与えてくれます。ヨーロッパではお母さんが、赤ちゃんのお尻ケアに欠かせないものとして愛用しています。
ちょっと、美容効果も期待するなら、イブニングプリムローズもお勧めです。リノール酸の含有率が高いので、細胞膜の代謝作用を活発にし、水分を調節してくれます。
これらの、キャリアオイルに1パーセント濃度で乾燥対策オイルを作ると、10ミリのキャリアオイルに2滴精油を入れて出来上がりです。
そして、外からたっぷり栄養を与えることも重要ですが、中からのケアも大事です。
ビタミンAは新陳代謝を活発にして、肌をみずみずしくさせる効果があるので、たっぷり水分を取ると同時に、積極的に食事でも取り入れましょう。外からは塗るだけでなく、作ったオイルでアロママッサージをして、血行をよくするともっと効果的です。
お肌は健康のバロメーター。お肌が美しいと、生き生きと健康にみえ、素敵に輝いてみえますよ。

大工原忍

1974年6月17日東京生まれ。
明治大学商学部卒 97年度準ミスワールド日本代表。モデル、キャスター、女優、タレントとして活動後、メディカルアロマを学び、フランスに渡り医療アロマの現状に感銘を受け、メディカルなアロマテラピーを主とした。株式会社エクサスコーポレーション、パールナアロマテラピースクール、パールナアロマプリザーブドフラワースクール設立。代表取締役。講演活動や執筆活動、携帯アロマサイト、サロンコンサル、アロマの商品開発や監修、精油の輸入・材料支給、企業でのアロマを用いた講座等・芳香産業全般を行う。

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