ようやく出会った病名

[アトピー・ノート] 石川麻由

2013年11月04日 [月]

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前回の「そして入院!」の続きで、ラストの第5話です。
入院中は1日3回の点滴と服用により、カラダのかゆみは入院直前と変わりませんでしたが、顔のかさぶたはすっかりきれいにとれました。退院後も服用継続していたのですが、1週後には疱疹とかさぶたが再発し、またたく間に入院前と同じ状態になってしまいました。
セカンドオピニオンの意味でも、別の大学病院に、今度はヘルペス性皮膚疾患の専門医を受診しました。今までとは違う項目での血液検査、初めての皮膚生検を経て、告げられたのは、「好酸球性膿疱性毛包炎」の疑い。処方されたのはインテバンSP、ワセリン。ステロイドは使用しないようにとのこと。
インテバンSPの服用を開始したその日の感動を忘れることはないでしょう。カラダの中が軽くなる感覚があり、かゆみがまったく消えたのです。次の日、そして次の日とやはりかゆくないのです!1週後には顔の赤みがかなり落ち着き、皮膚の奥に存在していた疱疹が浮かび上がり、かさぶたが取れていきます。2週後にはかさぶたもきれいになり、私の病名は「好酸球性膿疱性毛包炎」として治療を継続しています。
「好酸球性膿疱性毛包炎」の場合、ステロイド剤は無効であるようです。通りでステロイド剤で思うような効果が得られなかった訳です。カラダのかゆみは、好酸球の数値が高いことからも、からだ中が炎症反応を起こしていたからではないか、アトピー性皮膚炎ではなかった可能性もあると話しています。
いま皮膚科に通われている方の中でも、ステロイド剤を塗布するも悪化していると感じる方、疱疹ができ、かさぶたが繰り返しできる方は、他の病気の可能性も視野に入れるのもよいかもしれません。
わからないこともあります。乳、油、脂肪を摂ると鼻に膿疱ができたり、下痢をすると皮膚の状態が悪化することとの因果関係は、胃腸科でもわからないと言われています。
身も心も快適な方法とは何か、模索の日々です。時には疱疹に悩まされますが、できることをしていきたいと考えています。

石川麻由

皮膚疾患で入院経験あり。好酸球性膿疱性毛包炎での治療継続中。最近は眠れない程の全身のかゆみから解放された日々を送っています。乳、油、脂肪等を摂取すると下痢、皮膚悪化をおこすことから、食事を中心に生活習慣に気を配る毎日。
食物アレルギーの方のためのスマートフォンアプリ「アレルギーチェッカー」を運営しています。株式会社ウィルモア代表取締役。

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