アトピーに最適?お湯の効用

[アトピー・ノート] 赤城智美

2014年12月01日 [月]

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源泉の温度が低く、お湯を沸かしている温泉は、大抵温かい湯船とは別に源泉そのままのぬるいお風呂も入れるようになっている。

「源泉かけ流し」と宣伝する山梨県の温泉も、大人の膝の深さにも満たないような浅い湯船で、風呂の縁を枕に仰向けになってぷかぷか身体を浮かして入る。

お湯はぬるくて起き上がると寒いくらいだが、身体は熱くなりすぎず、湯あがりにかゆみがわいてこないので、長く入ってぼんやりしているのに都合がいい。

露天風呂は普通の温度だが、風呂の縁が階段状になっているので、足や腰だけ浸かって風に吹かれているのにちょうどいい。

お風呂はそこそこにして、髪の毛もさっぱり乾かしたら、外をふらふら散歩することをおすすめです。

季節にもよるけれど、明るい時間からお風呂に入り外に出てから風に吹かれるのはとても気持ちのいいものです。

秋口に風景を眺めながらぼんやりできるのは格別です。お湯の泉質にこだわる人もいるけれど、ぼんやり、ふらふら、ぽっかり空いた非日常を味わうのも温泉の魅力の一つかもしれませんね。

赤城智美

NPO法人 アトピッ子 地球の子ネットワーク専務理事/事務局長。
アトピー・アレルギー性疾患の患者とその家族、子どもや女性の暮らしを支援することをとおして、人と自然が共生し多様な価値を認めあい、誰もが共に生きることができる社会の実現をめざして活動する、発足18年目のNPO法人。電話相談、調査研究、イベント企画立案と実施、講師派遣、執筆、電話相談窓口開設や開設後のサポート、他商品開発や表示についてのアドバイスも行っている。 Webサイト「食物アレルギー危機管理情報(FAICM)」運用中

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