良い皮膚科医の見つけ方

[アトピー・ノート] 横井謙太郎

2014年9月19日 [金]

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こんにちは横井です。

最近、良い病院や良いドクターはいますか?というお問い合わせをいただくことが多くなりました。それだけ、ドクターショッピングをしている方がアトピーの世界では多いということなのかもしれません。

そこで、今日は私の経験から良い皮膚科医や小児科医の見つけ方をお伝えしたいと思います。

最も大切なことはステロイドに自分が左右されないということが必要です。

多くのドクターは2種類に分類されます。

1つは、ステロイドをしっかり塗らなければダメだ!
もう1つは、絶対にステロイドは使うな!

つまり、ステロイド推奨派のドクターと脱ステ派のドクターに2極化する傾向にあります。どちらにしても主張が強すぎるのは患者主体ではなく上から教えているというスタンスだと思うのです。

ろくに話も聞かず、ではステロイド出しておきますねーと言われても…
なぜステロイドを使い続けたんだ!!と説教されても…

理想のドクターとは、「患者主体のドクター」です。ステロイドだけのことではなく、アトピーでどんな体験をしてきたのかということに耳を傾けてくれているかどうか?これを重要視してみて下さい。

少ないかもしれませんが必ずこういった先生がいることも事実です。

最後に、誤解のないように…私はステロイドを肯定も否定もしていません。それは、ステロイドを使ってうまく良くなる人もいれば、脱ステでがんばって良くなる人もいるのだからです。ステロイドの主張をし合っていたところでアトピーは良くなりませんものね。

素敵な自分と合うドクターを見つけて、アトピーを良くしていきましょう!

横井謙太郎

NPO法人アトピーを良くしたい代表
生まれつきアトピー性皮膚炎があり、重度の症状に苦しんだ時期もあったが、現在は軽度まで改善。様々な治療を試し、今度は自分が支えになりたい「100人のアトピーの人がいたら、100通りの良くなり方がある」との想いからNPO法人を設立。アトピーサロンの定期的な開催、アトピーの人たちの夢を叶える「ドリームウィッシュプロジェクト」をはじめ、最近はメンタル面のサポートとしてカウンセリング事業にも注力。
NPO法人アトピーを良くしたい(http://atopyrecording.org/)

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