アトピーと食欲の秋

[アトピー・ノート] 長谷川敏子

2014年9月17日 [水]

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食欲の秋ですね。みなさんは、どんな秋の味覚を楽しんでいるでしょうか?

私は、お酒が好きなので、秋刀魚の塩焼きとビール、この時期は最高です!ただ、楽しいお酒を飲んでいても出るんですよ、アトピーの影響が…。お酒を飲んでいるとかゆくなるんです。

私の場合、飲み始めは大丈夫なのですが、ほろ酔いで気持ち良くなって体がぽかぽかしてくると、いつの間にか首や手の患部を掻いています。

ほろ酔いの段階では、気づいて掻くのをやめるのですが、酔っ払って眠くなると、もう止まりません。

肘裏や膝裏を、無意識に掻きながら寝てしまい翌日は自己嫌悪…。特に、家でリラックスして飲んでいる時はてき面です。

そこで何とか掻かないようにしなければと考えた結果、部屋着を変えることにしました。

それまで家でお酒を飲む時は、ゆったりしたパジャマやワンピースの部屋着を着ていたのですが、できるだけ体のラインに沿った、ぴったりしたデザインのものにしたんです。例えば、長袖のカットソーとレギンスの組み合わせなど。

少なくとも服に覆われた部分は、掻きたくても生地の上から掻くしかないので、酔っ払って眠っても、血が出るほど掻くことはなくなりました。

ついでに体にぴったりしたデザインなので、お腹のポッコリが見えて気になるから、おつまみの量も減りました(笑)。

アトピーの患部を掻かなくなるし、食べ過ぎの予防にもなって一石二鳥なので、今ではお酒を飲んでいないときでも、ぴったりしたデザインの部屋着を着ています。食欲の秋に、お試しあれ。

長谷川敏子

1971年、山形県生まれ。生後間もなくアトピーを発症し、小中高校時代は悪化したが、現在は軽度。琉球大学卒業後、琉球放送報道部ニュース番組のリポーターとなり、多数の現場取材、原稿執筆、ナレーションを担当した。学生時代から15年間沖縄に住んだ後、2006年、東京に移住。現在、フリーランスのライター、話し方講師、司会者として活動中。

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