楽にできる掃除の方法(掃除中に悪化する)

[アトピー・ノート] 赤城智美

2013年12月02日 [月]

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「掃除をしたほうがいいのは分かっているけれど、そもそも掃除をはじめると鼻水やくしゃみが出たり、皮膚がむずむずかゆくなったり、だんだん辛くなるので、掃除はできるだけしたくない」と言う悩みをよく耳にします。 細かいものは箱やかごに入れるようにして、ごちゃごちゃばらして置かない。床(畳)の上はすっきりさせてできるだけモノを置かない、ということが前提として必要なのだけれど…。それを徹底できるようになるためにも、まずはお掃除ができるようになるといいですね。
掃除をするときのキーワードは・防御する・いっぺんにたくさんのことをやろうとしない・小さいことからコツコツと、です。

  • 立体マスクやビニール手袋を活用して、目や鼻の粘膜、皮膚に付くほこりをさける
  • 窓や戸を開けて換気をよくした状態で掃除する(花粉が飛ぶ時期や風の強い日は別)
  • 掃除機をかける曜日や日程を決める
  • 古いタオルを半分の長さに切って、濡れ雑巾と空拭き用にする
  • 掃除機をかける日以外は、拭き掃除だけにする(濡れ雑巾で拭いてすぐに空拭きする)
  • 台所、トイレ、居間、寝室は同じ日にやらない
  • 寝室(寝る場所の近辺)を丁寧にやる
  • マット、カーテン、寝具などを洗うのも掃除の仲間と考える

などを意識してやってみてくださいね 掃除については、また折をみて書いていきます。

赤城智美

NPO法人 アトピッ子 地球の子ネットワーク専務理事/事務局長。
アトピー・アレルギー性疾患の患者とその家族、子どもや女性の暮らしを支援することをとおして、人と自然が共生し多様な価値を認めあい、誰もが共に生きることができる社会の実現をめざして活動する、発足18年目のNPO法人。電話相談、調査研究、イベント企画立案と実施、講師派遣、執筆、電話相談窓口開設や開設後のサポート、他商品開発や表示についてのアドバイスも行っている。 Webサイト「食物アレルギー危機管理情報(FAICM)」運用中

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