旅先の布団対策

[アトピー・ノート] 赤城智美

2014年3月07日 [金]

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「共働きで子どもがいないので、『二人とも20代のうちにたくさん旅行に行こう』ということで、夫と月のうち何回か遠出をしてホテルや旅館に泊まります。旅はとても楽しいのだけれど、布団があわないことが度々あります。鼻水、涙、咳などで目や鼻の周りが傷だらけになるくらいひどいのだけれど、飲み薬はあまり効果がなくて、何かいい方法はないですか。」こんなお話を聞きました。

よくお勧めするのは、旅館で仲居さんが布団を敷くときには窓を必ず開けてもらうことと、シーツの上から上半分の部分だけでもいいので、市販のおねしょシーツを敷いてもらうことです。

おねしょシーツは、デパートのベビー用品とか介護のコーナーに置いてあります。
掛け布団の顔に当たる部分にもバスタオルを挟んでおくとよいと思います。
室内の換気をよくしてから就寝するとうまくいくことが多いです。

ホテルの場合は、おねしょシーツを敷くのは夫に頼み、布団をバサバサさせている間、ご本人はラウンジでお茶など飲んでゆっくり待っていましょう。
夫には「窓を開けて換気してね」の一言も忘れずに。トライしてみてください。

赤城智美

NPO法人 アトピッ子 地球の子ネットワーク専務理事/事務局長。
アトピー・アレルギー性疾患の患者とその家族、子どもや女性の暮らしを支援することをとおして、人と自然が共生し多様な価値を認めあい、誰もが共に生きることができる社会の実現をめざして活動する、発足18年目のNPO法人。電話相談、調査研究、イベント企画立案と実施、講師派遣、執筆、電話相談窓口開設や開設後のサポート、他商品開発や表示についてのアドバイスも行っている。 Webサイト「食物アレルギー危機管理情報(FAICM)」運用中

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