アトピー治療は様々

[アトピー・ノート] 横井謙太郎

2014年2月26日 [水]

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アトピーの治療は民間療法を入れれば本当にたくさんありますよね。100人のアトピーの人がいたとしたら、100の治り方があっていいと思うのです。
ステロイドを使って良くなる人もいれば、脱ステで良くなる人もいる。PUVAだって、減感作だって、漢方だって、食事療法だって、海水療法だって、湯治だって…
とにかく、どんな治療を選択したってアトピーが良くなることが目的です。

その中でも、自分がどんなときに掻いているかを知り(セルフモニタリング)、その内容や自分が選択している治療経過を記録し(レコーディング)、自分なりの対処法を考え実行する(コーピング)、そしてその結果を記録する(レコーディング)この循環はどんな治療を選択していたとしても大切なことだと思います。
レコーディングするときの注意点は、どんなことを書いても良いのですが、ネガティブなことばかりにならないようにすることですね。例えば、「アトピー良くなったらまずは何をする?」というような未来志向も書いてみると良いと思います。

アトピーがあまりにもひどくてモチベーションがあがらないときは、サボったっていいと思います。アトピーの人(自分も含め)は真面目な人が多い。完璧にやろうとしないことも重要です。一度に全部をやろうとしない!
少しずつ、昨日より1回でも掻く回数が減ってたらそれだけでも前進です。みんなさんのアトピーが少しでも良くなりますように心から願っています。

横井謙太郎

NPO法人アトピーを良くしたい代表
生まれつきアトピー性皮膚炎があり、重度の症状に苦しんだ時期もあったが、現在は軽度まで改善。様々な治療を試し、今度は自分が支えになりたい「100人のアトピーの人がいたら、100通りの良くなり方がある」との想いからNPO法人を設立。アトピーサロンの定期的な開催、アトピーの人たちの夢を叶える「ドリームウィッシュプロジェクト」をはじめ、最近はメンタル面のサポートとしてカウンセリング事業にも注力。
NPO法人アトピーを良くしたい(http://atopyrecording.org/)

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